住吉区老人福祉センターでのセミナー協力

 こんにちは、司法書士の山崎秀です。昨日はリーガルサポートの事業で地域包括支援センターの主催事業への協力がありました。おもに他の司法書士の先生が講師として後見、相続のことをお話ししてくれました。わたしは間の寸劇で一言だけの役者として登壇させていただきました。お隣さんとしてご高齢の方のお子さんによって金銭がせびられているところを目撃してしまう役目でした。つたない演技ながら、何が問題かは伝わったくれたらうれしいです。一応、何が問題か整理しておきますね。

子どもであっても親のお金はとってはいけません

 当たり前の話だと思って下さる方が多いと思います。寸劇では買い物を代行してあげるかわりにお駄賃代わりに息子さんがお金をもっていくことを取り上げました。ここでは、ご高齢のご本人は買い物代行など望んでいないのに、息子さんがなかば無理矢理行ってしまっていることが問題でした。たとえ、少額であってもだめなものはだめですね。

 こういったご本人が希望していないのに金銭がご家族であろうと他人に渡ることを、経済的な虐待といいます。通報先として地域包括支援センターがあります。上記の寸劇だとお隣さんが通報することでご本人が支援を受けることができるようになりました。

認知症がすすんだご本人の財産管理では雰囲気がかわります

 上記の事例だと問題点は比較的明らかです。しかし、認知症がすすんだご本人の財産を管理する場面ではあいまいになってきます。管理している方が1円単位で管理できていれば問題ないのですが、どんぶり勘定で管理してしまっている場合はときどき、支援している方のご負担が発生したり、ご本人から余分にお金をとってしまったりすることがあります。適切に管理しているにも関わらず、疑われることもあります。適切に管理ができており、こういったご不安がなければ管理をそのまま継続してもよいでしょう。
 ときどき、管理を担当していない方が、管理者の管理が適正か不安な方もいらっしゃいます。適正な権限をもって管理したい方や管理してほしい方は成年後見制度の利用を検討してみて下さいね。