成年後見類型の方が成年後見開始申立てを自ら本人申立てすること

 こんにちは、司法書士の山崎秀です。令和3年10月1日から日本司法支援センター、通称法テラス大阪において運用変更が通知されました。それは、成年後見類型の診断がされた方は、法テラスの民事法律扶助の趣旨を理解できないと思われるため扶助決定を、今後は一律行わないというものでした。身寄りがなく生活保護受給中の方も大阪市には多く、本人による成年後見開始申立てでも対応できると思われる方もいらっしゃいます。そのような方にとって、事実上市町村長申立てを強制する措置となると思われます。
 当事務所では、今後も生活保護受給中の方でも法テラスの扶助が利用できなくても、お手伝いできる可能性を探りますが、対応できないこともあるかもしれません。厳しい運用変更となりました。一般に、市町村長申立ては本人が申し立てを行うより、かなり多くの時間がかかります。今後、運用がまた柔軟になってくれることを期待しています。