マンションの相続登記~みなさんのマンションは敷地権化されていますか?

 こんにちは、司法書士の山崎秀です。日本の不動産登記は土地と建物を別のものとして、別々に登記しています。戸建てであれば、所有している土地と建物がそれぞれに登記されているわけです。ここで、マンションを考えてみましょう。マンションを購入するときに土地も購入しているはずですが、この点について、知らなかったという人もいるのではないでしょうか。

 マンションを所有する際に、専有部分である建物はわかりやすいです。そして実は土地についても、マンションのたっている土地を所有者皆さんで共有しているのです。ですから、不動産登記法の原則どおり土地についても登記は存在します。

 ただ、マンションの所有者は数が多いですよね。そのため、土地の登記事項証明書にはとても多くの方がずらっと並ぶことになります。確認もやっかいです。そこで、敷地権の登記というものがあります。この登記がされていれば、建物の登記の方に敷地である土地が表示されます。そして、建物を売却したり、担保を設定したりすると土地も一緒に売却や担保設定の効力が及ぶようになるのです。とてもわかりやすくなります。

 敷地権の登記は、登記事項証明書の表題部という部分で確認することができます。

 しかし、敷地権の登記というのもされているマンションと、されていないマンションがあります。このあたりは、各マンションの事情により様々です。皆さんが購入するにあたってはあまり重要視するポイントではないかもしれませんが、権利を守るための登記にあたっては技術的に確認するポイントが多く難しい登記となってきます。実は、敷地権化されていてもその時期により慎重な確認が必要なこともあります。このあたりは司法書士に任せてくださいね。

 マンションを相続したといったときも、この敷地権は要確認ポイントです。今日はマンションは皆さんになじみのあるものですが、その権利の守り方である登記は少し難しいですよというお話でした。

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 2021年6月現在で30歳で、今年31歳になります。高槻高等学校と大阪大学法学部法学科を卒業し、金融機関、司法書士事務所での勤務経験の後に開業しています。
 学生時代は、新書を読むことが好きでした。とてもマニアックで、細かい内容は失念してしまいましたがロシア革命時のスクラップ記事をまとめた新書はとても面白かったです。大学時代は短いながら部活動でアーチェリー、アルバイトで家庭教師、個人指導塾やマクドナルドでの仕事もしていました。最近は遊べていませんが、APEXなどのオンラインゲームも好きです。ご興味のある方はぜひ面談時に話題になさってください。