開業するにあたり司法書士業務用ソフトの導入を検討していました。各社のソフトをさわってみてケイエスネットワークのタスカルを導入予定です。勤務先でも使用していたので慣れていることも大きかったです。それぞれの触ってみた感想です。

  • 権・・・一番有名なソフトかもしれませんね。不動産登記では登記情報から持分まで読み取ってしまうのにはびっくりしました。敷地権化されていないマンションの土地持分の読み取りは便利そうと思いました。相続関係図も感覚的にそれぞれの当事者の位置を動かせます。印字も印刷場所を指定できるなど痒いところにしっかり手が届く印象です。成年後見でもリーガルサポートのシステム開発を権のソフト会社が担当していて隙がありません。ただ、成年後見ソフトの次の1点がとても気になりました。
     出納帳が複式簿記!日常の収支管理まで複式簿記管理はちょっと入力が煩雑すぎるなーと敬遠してしまいました。あとは機能充実しているだけにコストがほかのソフトに比べて高いです。
  • 司法くん・・・基本的にタイピングしなくていいようになっていました。マウスだけで入力が完結できるようにソフトが設計されている印象です。おそらく、タイピングによるミスが発生しないようにという意図もあるのかもしれません。登記中心の事務所で補助者の人に書類作成してもらうときはミスが少なく書類が仕上がりそうです。また、パソコン苦手な人でも使いやすそうだなと思いました。ただ、私はタイピング作業がなさすぎて逆に落ち着かないという変な感じになりました。
  • タスカル・・・今の事務所で使っているので慣れています。成年後見業務でも各口座ごとに収入と支出を入力するだけで日々の収支管理が可能でわかりやすいです。不動産登記でも物件情報の読み取りは行ってくれるので不満はありません。やっぱり慣れているのが一番でしょうか。

 業務用ソフトを検討していない人もいるかもしれませんが、案件管理は意外と大変です。登記をするなら物件情報の読み込み機能はありがたいですよ。成年後見も日誌や出納帳をエクセルなどで管理するのは大変です。自分がタスカルユーザーだからかもしれませんが、コスト面でもタスカルはおすすめです。